アトレティコ・マドリーの首脳陣はディエゴ・シメオネ監督の解任を真剣に検討し始めているようだ。

12年目を迎えたシメオネ体制だが、今シーズンは近年稀に見る深刻な状態に陥る。

これまでも財政問題による主力の流出、負傷者増加、課題の得点力不足によって一時的に厳しい状況はあったが、現在はラ・リーガ2強には劣るものの十分な戦力を擁しているものの、攻守両面に加え、チームとしての一体感という部分においても問題を抱えている印象だ。

リーグ戦では3位に位置しているものの、首位のバルセロナとはすでに13ポイント差。さらにチャンピオンズリーグ(CL)では比較的ラクなグループに入りながらも、屈辱の最下位での敗退となった。

先月には2024年までとなっている現行契約をさらに2年延長するとの報道も出ていたが、10人のエスパニョール相手のドロー、直近のマジョルカ戦での敗戦によって公式戦5試合未勝利となったチームの戦いぶりを見て、クラブ首脳陣はシメオネ監督の解任を検討し始めているようだ。

移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、後任候補に関してはカタール・ワールドカップ後のスペイン代表退任が見込まれるルイス・エンリケ監督、前パリ・サンジェルマンのマウリシオ・ポチェッティーノ氏が有力な候補に挙がっているという。

また、スペイン『エル・ナシオナル』はルイス・エンリケ監督がラ・ロハの指揮官退任後にしばらく家族との休養期間を設けたい意向から、前チェルシーのトーマス・トゥヘル氏の招へいに動く可能性も伝えている。