プレミアリーグ第16節、リバプールvsサウサンプトンが12日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが3-1で勝利した。

8位のリバプールは前節、トッテナムとの接戦をサラーの2ゴールで勝ち切ってリーグ連敗をストップ。直近のEFLカップでは3部のダービー・カウンティ相手に先発全員を入れ替え、多くのユースプレーヤーを起用した結果、0-0で90分の戦いを終了。それでも、GKケレハーの圧巻の活躍によってPK戦を3-2で制し、4回戦進出を決めた。

カタール・ワールドカップ中断前のラストゲームではネイサン・ジョーンズ新監督を招へいした18位のサウサンプトン相手に連勝を狙った。EFLカップで温存した主力を復帰させ、トッテナム戦からの変更は1点。打撲の影響でベンチ外のコナテに代わってジョー・ゴメスが起用された。なお、クロップ監督はマンチェスター・シティ戦での退席処分の追加処分でベンチ入り禁止となり、アシスタントマネージャーのリンダースが代理で指揮を執った。

立ち上がりの主導権争いが繰り広げられた中、開始6分にサラーの縦への仕掛けから相手陣内右サイドでFKを獲得したリバプール。キッカーのロバートソンがゴール前ではなく、その手前のスペースへ入れたクロスを完全に浮いていたフィルミノが頭で合わせると、ゴール左下隅の完璧なコースに決まった。

幸先よく先制に成功したリバプールだが、新生セインツもすぐさま反撃。9分、相手陣内左サイドで得たFKの場面で名手ウォード=プラウズがGKとディフェンスラインの間に絶妙なボールを入れると、タイミング良く中央にフリーで抜け出したアダムスが頭で合わせた。

共にFKからのヘディングゴールで10分経たずに1ゴールずつが生まれた試合は、以降もオープンな攻防が繰り広げられる。16分には左サイドのスペースに飛び出したヌニェスからのグラウンダーのクロスにゴール前で反応したサラーに決定機が訪れるが、これはGKバズヌの至近距離でのビッグセーブに阻まれる。

それでも、このチャンスをキッカケに攻勢を強めるホームチームは22分、サラーのボックス内への抜け出しを起点に仕掛けた波状攻撃から勝ち越しゴールを奪う。ボックス手前右でエリオットが浮き球で入れたクロスに対して、冷静に動き直してオフサイドをかいくぐったヌニェスが左足ダイレクトで流し込んだ。

勝ち越して以降は主導権をがっちりと握るリバプールが優位に試合を進めていく。カウンターだけでなく遅攻の局面でも多くのチャンスを生み出し、前線の選手がきっちりシュートで攻撃を終わらせていく。

そして、42分にはチアゴ、フィルミノと左サイドで繋いでボックス左に走り込むロバートソンへ完璧なスルーパスが通ると、ロバートソンの正確な高速グラウンダークロスに反応したヌニェスがニアで右足のスライディングシュートを流し込み、貴重な3点目をもたらした。

ヌニェスのリーグ戦では初となる2ゴールによって余裕を持って後半に臨んだホームチーム。後半も守りに入ることなくサラーやフィルミノが積極的に4点目を狙っていく。

一方、流れを変えたいサウサンプトンは60分手前で3枚替えを敢行。ウォルコットとエドジーというドリブラータイプの選手をピッチに送り出す。すると、この交代直後にはエル・ユヌシ、エドジーがゴール前に抜け出して決定機を迎えるが、いずれもGKアリソンのビッグセーブに阻まれる。

やや試合が膠着し始めた中、68分にホームチームはエリオットを下げてプレミアリーグ600試合出場達成となるミルナーを投入。レジェンドの偉業達成にスタジアム全体から惜しみない拍手が捧げられた。

その後はファン・ダイクやサラーが4点目のチャンスを決め切れないものの、危なげなく時計を進めるリバプール。試合終盤には殊勲のゴールスコアラー2人に両サイドバックを下げてカルヴァーリョやフィリップスの投入で試合をクローズにかかる。

そして、後半は相手の反撃をきっちりゼロで抑え切り、新生セインツ相手に3-1の快勝を収めてリーグ2連勝で中断期間を迎えることになった。