プレミアリーグ第16節、ニューカッスルvsチェルシーが12日にセント・ジェームズ・パークで行われ、ホームのニューカッスルが1-0で勝利した。

直近の4連勝を含む9戦無敗と絶好調のニューカッスルは、前節敗れたトッテナムを抜き3位に浮上。試合前日に発表された月間表彰ではエディ・ハウ監督と共に、アルミロンが最優秀監督&MVPを独占した。5連勝でのカタール・ワールドカップ中断期間入りを目指すホームチームは、カラム・ウィルソンをベンチに置きウッドを起用した以外、ほぼベストメンバーを起用した。

一方、ブライトン、アーセナルとのリーグ戦に連敗し、7位まで順位を落としたチェルシー。また、直近のEFLカップでは比較的主力を起用したものの、マンチェスター・シティに0-2で敗れて初戦での敗退となった。国内戦3連敗からのバウンスバックを図るポッターのチームは、そのシティ戦から先発4人を変更。ククレジャ、ザカリア、プリシッチ、ツィエクに代えてアスピリクエタ、ジョルジーニョ、マウント、ギャラガーを復帰させた。また、そのシティ戦で好パフォーマンスを見せた18歳MFルイス・ホールをスタメンでプレミアリーグデビューさせた。

注目の上位対決はいきなりアウェイチームにアクシデントが発生。筋肉系のトラブルを訴えたロフタス=チークがプレー続行不可能となり、7分にチアゴ・シウバを投入。この交代でアスピリクエタが右ウイングバックにポジションを上げた。

仕切り直しの形となった試合は上位対決らしい睨み合いの状況が続き、互いになかなかフィニッシュまで持ち込めない。16分には左サイドを突破したウィロックのクロスの流れからボックス内のアルミロンが左足のボレーシュートを狙うが、これは枠を捉え切れない。

前半半ばから終盤にかけても膠着状態は変わらず。ペース自体はホームチームが握り、右サイドのトリッピアーの正確なクロスを軸にチャンスの糸口を掴みかけるが、アウェイチームの集中した守備を崩し切るまでには至らない。

結局、ボール支配率で上回ったニューカッスルがシュート5本枠内0、チェルシーがシュート1本枠内1とクローズな状況が続いたまま、試合はゴールレスでの折り返しとなった。

迎えた後半、先に動いたのはチェルシー。アスピリクエタを下げてプリシッチを投入し、ギャラガーがシャドーから右ウイングバックにポジションを移した。

しかし、後半も試合の主導権はニューカッスル。50分には右サイドのトリッピアーとアルミロンのコンビで続けて崩すと、波状攻撃からロングスタッフ、ブルーノ・ギマランイスと中盤の選手がボックス内で連続シュート。だが、これはGKメンディの好守とDFのブロックに阻まれる。

後半も守勢が続くチェルシーだが、65分にはこの試合最大の決定機が訪れる。プリシッチの長い距離を持ち上がったドリブルはボックス内でDFトリッピアーの好守に阻まれるが、カウンタープレスでボールを奪い返し、ペナルティアークのギャラガーが右隅を狙ったシュートを放つ。だが、これはGKポープのビッグセーブに阻まれる。

すると、ピンチの後にチャンスあり。直後の67分にホームチームに先制点が生まれる。右サイドで背後を狙ったアルミロンがボックス手前右から内側へカットインを試みると、これにクロスする動きで絡んだウィロックがボールを引き取る形で放った強烈な右足のシュートがゴール右隅へ突き刺さった。

耐え切れずに失点したチェルシーは直後に3枚替えを敢行。ホール、マウント、ブロヤを下げてククレジャ、ツィエク、ハヴァーツと3人のレフティーをピッチに送り込む。フレッシュな選手の投入で全体がやや活性化されたものの、後ろに重心を置いたホームチームの堅守を前に決定機まであと一歩という場面が目立つ。

何とか勝ち点1でも持ち帰りたいチェルシーは、7分が加えられた後半アディショナルタイムにパワープレーでゴールを目指したが、最後まで相手の堅守を破ることはできず。

この結果、リーグ5連勝を達成したニューカッスルが3位で中断期間を迎えることに。一方、公式戦3連敗のチェルシーは8位に転落している。