明治安田生命J3リーグ第33節の7試合が13日に各地で行われた。

J2昇格圏内となる2位の藤枝MYFCは9位の福島ユナイテッドFCをホームに迎えた。序盤からボールを支配して試合を進め、31分に先制点を記録。敵陣でパスを回し、最後は鈴木の浮き球パスを胸トラップでコントロールした横山が相手GKとの一対一を制して、ゴールを決めた。

33分には敵陣で連動したプレスを仕掛け、横山が敵陣中央でボールを奪取。ボックス手前中央までドリブルで運ぶと、右足の強烈なシュートをゴール左に叩き込んで、2点目を奪った。

しかし、その1分後にはアウェイの福島のチャンス。カウンターの流れから敵陣左サイド深い位置まで抜け出した橋本が左足のクロスを送ると、ファーサイドに飛び込んできたのは諸岡。右足のダイレクトシュートをゴール右に流し込んだ。

1点を返され、2-1で前半を終えた藤枝だが、後半もペースを握る。66分にはセットプレーの流れからボックス手前中央でこぼれ球を拾った小笠原が後方に落とし、走り込んできた鈴木が右足を振り抜く。これが相手DFに当たってコースが変わりながらもゴール左に決まり、リードを広げる。

2点を追いかけることとなった福島はその後、終盤にかけて攻勢を強めるも、決定機は生み出せず。藤枝が3-1でホーム最終戦での勝利を掴み、昇格に王手をかける3ポイントを獲得した。

また、藤枝と勝ち点で並んでいた3位の松本山雅FCは10位のテゲバジャーロ宮崎とのアウェイ戦。立ち上がりは相手にボールを持たれる展開が続くが、33分にチャンスを作る。敵陣右サイド浅い位置でボールを受けたルカオがスピードに乗ったドリブルでボックス右まで侵攻し、グラウンダーのクロスを供給。ゴール前に走り込んだ菊井がこれを押し込み、先制点を奪う。

リードを許した宮崎だが、41分にチャンス。新保の縦パスをボックス左で受けた岡田が右足のコントロールシュートを狙う。これが美しい軌道を描いて右サイドネットに吸い込まれた。

前半の間に追いついたホームチームは試合を折り返して攻勢を強める。50分、徳永がボックス手前中央でパスを受け、右足のシュート。一度は相手GKに弾かれるも、ゴール前に詰めていた岡田が押し込み、逆転に成功する。

77分には自陣からのロングボールで敵陣右サイドに抜け出した徳永がボックス手前左からゴール前に折り返すと、走り込んだ薗田が左足のシュートをゴール右に流し込んだ。

82分には松本の田中が報復行為によって一発退場となった中、85分にも追加点を奪取。右CKの場面で奥田の鋭いキックに橋本が頭で合わせ、ゴール左に決めた。

試合は4-1のまま終了し、勝利した宮崎はこれで7戦負けなし。昇格を争う松本にとっては痛すぎる黒星となった。

そのほか、4位の鹿児島ユナイテッドFCは13位のFC岐阜を1-0で下したことで松本を得失点差で上回り、3位に浮上。優勝をすでに決めているいわきFCは最下位の相模原FCとアウェイで対戦し、2-1の勝利を収めている。

◆第33節
11月12日
Y.S.C.C.横浜 0-4 ガイナーレ鳥取
愛媛FC 1-1 アスルクラロ沼津

11月13日
藤枝MYFC 3-1 福島ユナイテッドFC
FC今治 3-3 AC長野パルセイロ
鹿児島ユナイテッドFC 1-0 FC岐阜
テゲバジャーロ宮崎 4-1 松本山雅FC
SC相模原 1-2 いわきFC
カマタマーレ讃岐 0-1 ヴァンラーレ八戸
ギラヴァンツ北九州 1-2 カターレ富山