かつてローマでSD(スポーツ・ディレクター)を務めたワルテル・サバティーニ氏が、古巣のジョゼ・モウリーニョ監督を批判した。

昨季からローマを率いると、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)初優勝を果たすなど、初年度から確かな結果を残したモウリーニョ監督。一方で、今夏の移籍市場ではFWパウロ・ディバラやMFネマニャ・マティッチを獲得する積極補強を行ったが、セリエAで直近3試合勝利から遠ざかり7位に沈むなど、やや期待外れなシーズンを送っている。

モウリーニョ監督も現状には苛立ちを隠さず、第14節のサッスオーロ戦後にはとある選手を「チームへの裏切りだ」と猛烈に批判。選手名こそ伏せたが、各メディアは該当の選手がDFリック・カルスドルプだと報じていた。また、FWタミー・エイブラハムに対しても苦言を呈するなど、公の場での選手批判が目立ち始めている。

こうした状態に、指揮官を度々諫めてきたサバティーニ氏はイタリア『TMW Radio』で批判を展開。モウリーニョ監督の振る舞いは、選手の成長を妨げるものだと危惧した。
「彼はいつものように、ジャーナリストたちのために毎日リサイタルを開いている」

「彼がローマに来たとき、私は彼が大衆のアヘンを提供するだろうと言ったが、それが正しかったことが証明されつつある。彼がポルトで成し遂げたことには感心したが、それ以外の監督としての記録にはほとんど無関心なままだ」

「選手を追い込むのは良いことだが、カルスドルプのような選手を軽蔑の対象としてしまえば、彼の能力を奪うことになるだろう。この若者はおそらく、二度とローマで普通の生活を送ることはできない」

「もし、彼がオランダに逃げなければならないと感じたのなら、それは悲しいことだね」