福島がDF新井秀明、MF遊佐克美の契約満了を発表「難しさを痛感させられた一年でした」
新井はU-18まで川崎フロンターレの下部組織に所属。その後、中央大学への進学を経て、今シーズン福島に加入した。プロデビューのシーズンとなったが、ポジションを掴むことはできず、明治安田生命J3リーグで1試合の出場にとどまった。
福島県出身の遊佐はツエーゲン金沢やFC岐阜のリザーブチームを経て、2010年からはパラグアイやインドでプレー。その後、2021年1月に地元のクラブである福島に加入した。しかし、主力に定着することはできず、今シーズンは試合出場がなかった。
今季限りで福島を去ることが決まった両選手は、クラブを通じてサポートへの感謝を述べている。
◆新井秀明
「今シーズンで契約満了となりました。プロサッカー選手として試合に出て活躍することの難しさを痛感させられた一年でした。また、サポーターの皆さんの期待や声援にプレーで応えることができず、本当に悔しい気持ちでいっぱいです。ただ、プロサッカー選手としての第一歩を福島ユナイテッドFCで歩むことができて幸せでしたし、この苦しかった一年が無駄ではなかったことを次の舞台で証明します!一年間という短い間ではありますが、本当にありがとうございました!」
◆遊佐克美
「自分が生まれ育った福島で、選手としてプレーできたことは最高の時間でした。自分の実力の無さから、全く試合に絡む事ができませんでした。その中で自分と向き合い続け、成長することができたと思っています」
「日ごろから福島ユナイテッドFCを支えてくださっているスポンサーの皆さん、ファン・サポーターの皆さん、社長をはじめ会社の皆さん、監督、現場スタッフ、チームメイト、感謝しても感謝しきれません!!この2年間で携わっていただいた全ての方々に、心からの感謝を込めて、ありがとうございました」