U-21日本代表は18日、スペインのオリンピコ・セビージャで行われたU-21スペイン代表との国際親善試合に0-2で完敗した。

9月に行われた欧州遠征に続き、今回のインターナショナルマッチウィークでも欧州遠征に臨むパリ五輪出場を目指すU-21日本代表。今回の遠征ではU-21スペイン代表、U-21ポルトガル代表という欧州の強豪を相手に現チームの現在地を図る。

大岩剛監督は、今回の初戦に向けてGK佐々木雅士、4バックに半田陸、鈴木海音、木村誠二、加藤聖を起用。中盤は右から三戸舜介、山本理仁、藤田譲瑠チマ、斉藤光毅。2トップに藤尾翔太、鈴木唯人が入った。

試合は立ち上がりから互いに攻める姿勢は持つものの、共に要所を締める守備を見せ、シュートがないまま時間だけが過ぎていく。そんな中、日本は30分に最初のピンチを迎える。味方のパスで左サイドのスペースに抜け出したマヌ・サンチェスがダイレクトクロスを供給すると、ファーサイドのセルヒオ・ゴメスが左足で合わせたが、これはGK佐々木が正面でキャッチ。

ピンチを凌いだ日本は33分、斉藤のスルーパスに反応した鈴木唯がボックス内まで持ち上がりシュートを放ったが、これは飛び出したGKのブロックに阻まれた。結局、その後も膠着した前半はゴールレスで終了した。

迎えた後半、三戸と藤尾を下げて松村優太、小田裕太郎を投入した日本は、開始早々に失点する。47分、右サイド深くまで侵入したロドリのパスをボックス右で受けたセルヒオ・ゴメスにシュートを許すと、木村にディフレクトしたボールが山本に当たりゴール前にこぼれると、最後はトゥリエンテスに押し込まれた。

不運な形で先制を許した日本は、59分に再びピンチを迎える。ドリブルでボックス左手前まで切り込んだリケルメのミドルシュートが右ポストを直撃。さらにこぼれ球をアベル・ルイスが詰めたが、これはGK佐々木の好セーブに救われた。

1点を追う展開が続く日本は、63分に斉藤、加藤、山本を下げて佐藤恵允、バングーナガンデ佳史扶、川﨑颯太を投入する3枚替えを敢行。しかし、再びスコアを動かしたのはスペインだった。

70分、ニコの縦パスをゴール前のアベル・ルイスが落とすと、これを受けたリケルメがシュート。これは鈴木海のブロックで防ぐも、こぼれ球をゴールエリア左のマヌ・サンチェスにヘディングで流し込まれた。

リードを広げられた日本は、80分に鈴木唯、藤田、鈴木海、半田を下げて西川潤、松岡大起、馬場晴也、畑大雅をピッチに送り出したが、その後は試合巧者のスペインにうまく時間を使われて見せ場を作れず。0-2のままタイムアップを迎えた。

スペインに完敗した日本は、22日にポルトガルのポルティマン競技場でU-21ポルトガルと対戦する。

U-21日本代表 0-2 U-21スペイン代表
【スペイン】
トゥリエンテス(後2)
マヌ・サンチェス(後25)

◆U-21日本代表
GK:佐々木雅士(柏)
DF:半田陸(山形)[→畑大雅(湘南)]、鈴木海音(栃木)[→馬場晴也(東京V)]、木村誠二(FC東京)、加藤聖(長崎)[→バングーナガンデ佳史扶(FC東京)]
MF:三戸舜介(新潟)[→松村優太(鹿島)]、山本理仁(G大阪)[→川﨑颯太(京都)]、藤田譲瑠チマ(横浜FM)[→松岡大起(清水)]、斉藤光毅(スパルタ)[→佐藤恵允(明治大)]
FW:藤尾翔太(徳島)[→小田裕太郎(神戸)]、鈴木唯人(清水)[→西川潤(鳥栖)]