U-21日本代表は22日、ポルトガルのポルティマン競技場で行われたU-21ポルトガル代表との国際親善試合に2-1で勝利した。

4日前に行われたU-21スペイン代表戦で完敗した日本は、その試合からスタメンを5人変更。スペイン戦と同じ[4-4-2]の布陣でGKに鈴木彩艶、4バックに半田陸、鈴木海音、木村誠二、バングーナガンデ佳史扶を起用。中盤はフラットに並べた松村優太、山本理仁、川﨑颯太、斉藤光毅。2トップに小田裕太郎と鈴木唯人が入った。

多くの選手が欧州のトップリーグで活躍するポルトガルに対し、スペイン戦同様にアグレッシブに前から守備に行く日本は15分にピンチ。ボックス右から侵入したフランシスコ・コンセイソンにシュートを許したがこれはGK鈴木彩が弾く。さらに味方のクリアが相手選手に当たると、ふわりと浮いたボールがゴールへ向かったが、これもGK鈴木彩が右手一本で掻き出した。

立て続けのピンチを凌いだ日本は、最初のチャンスで先制する。21分、斉藤のパスで左サイド深くまで駆け上がったバングーナガンデ佳史扶のクロスをゴール前の小田がヘディングでゴール右に流し込んだ。

先制した日本は31分にも、敵陣中盤でボールを拾った斉藤がドリブルでボックス中央を切り込みシュートを放ったが、これは飛び出したGKのブロックに阻まれた。

日本は直後の33分に、ドリブルで左サイドを持ち上がったヌーノ・タヴァレスの折り返しからピンチを迎えたが、ボックス中央右でボールを受けたコンセイソンのコントロールショットはGK鈴木彩が好セーブを披露。

ハーフタイムにかけては一進一退の展開が続く中、日本は42分に山本の左CKから木村がヘディングシュートでゴールに迫ったが、これはわずかにゴール右に逸れた。

迎えた後半、1点をリードする日本は川﨑に代えて藤田譲瑠チマを投入。ややボールを握られる立ち上がりとなった中、日本は59分に斉藤と小田を下げて西川潤と三戸舜介をピッチに送り出した。

しかし、直後の61分に日本はカウンターからピンチを迎える。アフォンソ・ソウザのスルーパスでDFの裏に抜け出したコンセイソンがボックス中央右まで切り込みシュートを放ったが、これは飛び出したGK鈴木彩がファインセーブ。

最大のピンチを凌いだ日本は、69分に松村とバングーナガンデ佳史扶を下げて藤尾翔太と加藤聖を投入。しかし、次にスコアを動かしたのはポルトガルだった。

77分、日本は自陣中盤でFKを与えると、ファビオ・ヴィエイラが供給したロングパスをボックス左で競り合った相手選手に頭で折り返されると、このボールが藤尾の右手に当たり、PKを献上。ファビオ・ヴィエイラのPKはゴール左隅へ決まった。

追いつかれた日本は、89分に鈴木唯と山本を下げて染野唯月と松岡大起を投入。すると後半アディショナルタイム2分、細かなパスワークで左サイドを崩すと加藤のクロスが流れたボールをファーサイドの藤尾が胸トラップから足裏でゴールに押し込み、勝ち越しに成功。

結局、これが決勝点となり2-1でタイムアップ。日本が昨年行われたU-21欧州選手権2021で準優勝のポルトガルから金星を飾った。

U-21日本代表 2-1 U-21ポルトガル代表
【日本】
小田裕太郎(前21)
藤尾翔太(後47)
【ポルトガル】
ファビオ・ヴィエイラ(後32[PK])

◆U-21日本代表
GK:鈴木彩艶(浦和)
DF:半田陸(山形)、鈴木海音(栃木)、木村誠二(FC東京)、バングーナガンデ佳史扶(FC東京)[→加藤聖(長崎)]
MF:松村優太(鹿島)[→藤尾翔太(徳島)]、山本理仁(G大阪)[→松岡大起(清水)]、川﨑颯太(京都)[→藤田譲瑠チマ(横浜FM)]、斉藤光毅(スパルタ)[→三戸舜介(新潟)]
FW:小田裕太郎(神戸)[→西川潤(鳥栖)]、鈴木唯人(清水)[→染野唯月(東京V)]