日本代表は23日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループE第1節でドイツ代表と対戦し、2-1で逆転勝利した。

スペイン代表、コスタリカ代表が同居しているグループE。

7大会連続7度目のW杯出場となる日本の初戦。前回大会、悲劇のベスト16敗退となった中、悲願の初ベスト8進出に向けて初戦のドイツ戦を迎えた日本は脳震とう明けの遠藤がスタメンに。最前線に前田、2列目に右から伊東、鎌田、久保と並べる[4-2-3-1]で臨んだ。

一方、前回大会は屈辱のグループズテージ最下位で敗退となった優勝候補の一角であるドイツは、GKノイアーやミュラー、キミッヒ、ミュージアラ、ニャブリら主力のバイエルン勢がスタメンに名を連ねた。

ハヴァーツを最前線で起用してきたドイツに対し、カウンターを狙う日本は8分、先制しかける。鎌田がギュンドアンからボールを奪ってショートカウンターに転じ、右サイドを上がった伊東がクロス。前田が押し込んだが、オフサイドだった。

守勢の日本は16分、CKからリュディガーのヘディングシュートでゴールを脅かされると、20分にはキミッヒの強烈なミドルシュートが枠を捉えたが、GK権田がセーブした。

引き続き守勢の日本はボックス内での身体を張った守備で耐えていたが、31分にPKを献上。ボックス左でフリーとなっていたラウムをGK権田が倒してしまった。

ハーフタイムにかけても劣勢の日本は追加タイム4分、ハヴァーツにネットを揺らされたが、VARの末にオフサイドで助かり、1点のビハインドで前半を終えた。

迎えた後半、久保に代えて冨安を投入した日本は3バックに変更、[3-4-3]で臨んだ。その日本は57分、長友に代えて三苫、前田に代えて浅野を投入し勝負に出る。

60分には大ピンチを迎えたが、ギュンドアンのコントロールシュートは右ポストに直撃して助かった。さらに71分、ホフマン、ニャブリと立て続けに決定的なシュートを許すも、GK権田が好守で凌いだ。

すると73分に同点のビッグチャンス。遠藤の浮き球パスからボックス内の伊東が胸トラップからシュート。しかしGKノイアーのビッグセーブに阻まれた。

それでも75分、代わって投入されていた3選手によって日本が同点弾を奪う。三苫のスルーパスをボックス左で引き出した南野がシュート。GKノイアーが弾いたルーズボールを堂安が押し込んだ。

追いつかれたドイツがゲッツェとフュルクルクを投入した中、83分に日本に劇的な逆転弾。板倉のロングボールを受けた浅野がボックス右に侵入。シュロッターベックを振り切ってシュートを決めきった。

そして7分の長い追加タイムを凌いだ日本が強豪ドイツを撃破。森保采配が的中し、最高の白星スタートとした。