サンフレッチェ広島は24日、カタール・ワールドカップ(W杯)でドイツ代表に劇的勝利を収めた日本代表について声明を発表した。

23日、日本はグループE第1戦でドイツと対戦。戦前の予想はドイツ優勢の見方が大半だった中、試合はPKでドイツが先制する。

前半はほとんどの時間をドイツが攻める展開となるが、日本は耐えて1-0で後半へ。すると森保一監督が思い切った采配を見せ、3バックにシステム変更。さらに交代で投入した堂安律、浅野拓磨がゴールを奪い、1-2で逆転勝利を収めた。

森保監督をはじめ、コーチの横内昭展氏、GKコーチの下田崇氏、フィジカルコーチの松本良一氏、テクニカルスタッフの中下征樹氏は広島時代から共に仕事をするメンバー。さらに、決勝ゴールを決めた浅野も広島でキャリアをスタートさせており、まさに“チーム・サンフレッチェ”がドイツ撃破に貢献した。

代表取締役社長の仙田信吾氏はこの勝利にコメント。ドイツとの関係も強い広島として、「ドーハの歓喜」として勝利を喜んだ。

「生きているうちにドイツ代表にワールドカップで勝てる日がやってくるとは・・・。日本中が歓喜し、世界は日本のレベルの高さに驚愕しています。森保ジャパン、本当におめでとうございました」

「決勝点を見事に決めた浅野拓磨選手。サンフレッチェ広島に2013年から4年間在籍し、15年の優勝に貢献。この年、ベストヤングプレーヤー賞に選出されています」

「森保一監督は2012年、13年、15年のJ1リーグ優勝を成し遂げた大恩人です。偉業を達成した森保監督を支えるのが、広島で苦楽を共にした、これもサンフレッチェOBのスタッフ陣です。横内昭展コーチ、松本良一フィジカルコーチ、下田崇GKコーチ、中下征樹テクニカルスタッフの4人が代表でもサポートしています。紫の戦士たちがサムライブルーを牽引し、世界に立ち向かう姿勢はサンフレッチェ広島の誇りです」

「戦前から最強と謳われた広島サッカーを最初に指導したのは、第一次世界大戦で似島に収容されていたドイツ軍捕虜です。メキシコオリンピックで銅メダルを獲得するのに貢献したデッドマール・クラマーコーチは、時に発する日本語が広島弁でした。代表選手18人中6人が広島で、監督の長沼健さんも広島出身の被爆者だったからです」

「ドイツへの恩返しが、ドイツへの勝利になりました。続くコスタリカ戦、スペイン戦の勝利を祈ります」