カタール・ワールドカップ(W杯)のグループH第2節、ポルトガル代表vsウルグアイ代表が28日に行われ、ポルトガルが2-0で勝利した。

優勝候補ポルトガルは、ガーナ代表との初戦をクリスティアーノ・ロナウドの男子W杯史上初の5大会連続ゴールなどで3-2と競り勝って白星スタートを飾った。連勝でのグループリーグ突破を目指すフェルナンド・サントスのチームは前節から先発3人を変更。負傷のダニーロとオタビオに代えてペペとウィリアム・カルヴァーリョ、ラファエル・ゲレイロに代えてヌーノ・メンデスを起用した。

一方、韓国代表との拮抗した初戦を0-0のドローで終えたウルグアイ。グループ本命相手に今大会初白星を目指した一戦では初戦から先発3人を変更。カセレス、ペリストリ、ルイス・スアレスに代えてコアテス、バレラ、カバーニを起用。並びを[4-3-3]から守備的な[3-5-2]に変更した。

ボールを握るポルトガル、堅守速攻で応戦するウルグアイと立ち上がりから構図が明確となった中、キックオフ直後から球際で激しい攻防が繰り広げられる。

開始3分にオリベラ、カルヴァーリョとシュートを打ち合うが、以降はフェリックスとクリスティアーノ・ロナウドの2トップが起点を作るポルトガルが多くのシュートシーンを創出していく。

一方、押し込まれることは織り込み済みも、なかなか狙いとするカウンターを繰り出せないウルグアイ。それでも、32分にはベンタンクールがハーフウェイライン付近から見事な縦への仕掛けをみせ、ボックス内に侵入。だが、GKとの一対一はジオゴ・コスタのビッグセーブに阻まれる。この絶好機を逸したものの、流れを掴んだセレステはベンタンクールの攻撃参加を生かして以降もゴールへ迫る。

前半終盤に入ってメンデスの負傷によってラファエル・ゲレイロのスクランブル投入を余儀なくされたポルトガルは、引いた相手に対してやや強引にフィニッシュへ持ち込むが、決定機まであと一歩という状況のまま前半終了を迎えた。

ゴールレスで折り返した後半も一進一退の攻防が続く。立ち上がりのカウンターチャンスをフェリックスが決め切れなかったポルトガルだが、意外な形からゴールをこじ開ける。

54分、左に流れたブルーノ・フェルナンデスがキックフェイントでDFのタイミングを外してクロスを供給すると、ゴール前に飛び出したロナウドのヘディングは不発も、クロスがそのままゴール右隅に決まった。

不運な形で失点したウルグアイは62分にベシーノとゴディンを下げてデ・アラスカエタ、ペリストリと2人のアタッカーを投入。この交代で[4-4-2]に並びを変更。ここから攻勢を強める。

以降はウルグアイがカウンターに加え、遅攻でも相手ゴールに迫るシーンを作り出す中、後半半ばに両ベンチが動く。1点リードのポルトガルはネヴェスを下げてレオンを投入し、カウンター色を強める[4-3-3]に変更。一方、押し切りたいウルグアイはカバーニとヌニェスを下げてスアレス、マキシ・ゴメスを同時投入した。

すると、この交代で勢いを増したウルグアイはここから続けてビッグチャンスを創出。まずは75分、右サイドのペリストリから横パスを受けたペナルティアーク付近のマキシ・ゴメスが右ポスト直撃のシュート。さらに、FKからゴール前で収めたスアレスの左足シュート、79分にはバルベルデのスルーパスに抜け出したデ・アラスカエタのチップキックでゴールに迫るが、GKジオゴ・コスタの好守などに阻まれる。

何とかこのピンチを凌いだポルトガルはガーナ戦に続き終盤の82分に3枚替えを敢行。ロナウド、フェリックス、カルヴァーリョを下げてマテウス・ヌネス、ゴンサロ・ラモス、パリ―ニャの投入で逃げ切り態勢に入る。この交代でうまく試合を落ち着かせると、試合終了間際に決定的な2点目を奪い切る。

89分、B・フェルナンデスがボックス手前で出したスルーパスの対応に当たったDFヒメネスの手にボールが当たると、オンフィールド・レビューの結果、ポルトガルにPKが与えられる。これをキッカーのB・フェルナンデスが冷静に決め切った。

この2点目で勝利を決定づけたポルトガルは9分が加えられた後半アディショナルタイムにもB・フェルナンデスが2度の決定機でハットトリックに迫ったが、相手GKの好守とポストに嫌われる。

それでも、相手の攻撃を無失点で凌ぎ切ったポルトガルが2連勝でグループリーグ突破を決定した。

なお、首位通過を目指すポルトガルは12月2日に3位の韓国と、最下位のウルグアイは2位のガーナとの最終節に臨む。

ポルトガル代表 2-0 ウルグアイ代表
【ポルトガル】
ブルーノ・フェルナンデス(後9)
ブルーノ・フェルナンデス(後48[PK])

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