日本代表は5日、カタール・ワールドカップ(W杯)ラウンド16でクロアチア代表と対戦し、1-1で120分を終了。PK戦の末、1-3で敗れた。

優勝候補のスペイン代表、ドイツ代表が同居したグループEを2勝1敗の首位で通過した日本は、ドイツ戦とスペイン戦で同点ゴールを挙げたラッキーボーイの堂安が今大会初スタメンに。3バックを継続し、[3-4-2-1]で臨んだ。

一方、ベルギー代表、モロッコ代表、カナダ代表が同居したグループFを1勝2分の2位で通貨したクロアチアは、モドリッチ、ブロゾビッチ、コバチッチの不動の中盤3枚がスタメンとなった。

立ち上がり、アグレッシブな入りを見せた日本は開始3分、CKのサインプレーから谷口が決定的なヘディングシュートを浴びせた。

良い入りを見せた日本だったが8分にピンチ。冨安のバックパスミスからペリシッチにボックス内に侵入されてシュートを打たれたが、GK権田が好セーブで凌いだ。

失点を逃れた日本は5バックで構えながら攻撃の時間も作り、前回準Vのクロアチア相手に対等に渡り合っていく。

互角以上の内容で試合を運んでいた日本だったが、前半半ば過ぎからロングボールとサイド攻撃に揺さぶられ始め、ペースを乱していく。

それでもハーフタイムにかけてしっかりと持ち直すと、41分に絶好機。ロングカウンターの流れから遠藤のスルーパスでボックス左に侵入した鎌田がシュートに持ち込むも枠を捉えきれなかった。

これは決めきれなかった日本だったが、43分に先制する。CKの流れから右サイド、堂安の鋭いクロスをファーサイドの吉田が折り返し、最後は前田が押し込んだ。

前田の今大会初シュートが先制ゴールとなった日本は迎えた後半、果敢に追加点を狙いに行く姿勢を見せていったが、55分に失点する。右サイドからのユラノビッチのアーリークロスをファーサイドのペリシッチにヘディングシュートで決められた。

追いつかれた日本は遠藤のミドルシュートですかさず応戦するも、63分に大ピンチ。モドリッチの正確無比なミドルシュートが枠を捉えたが、GK権田がファインセーブで凌いだ。

その後、三苫と浅野を投入して勝負に出た日本はクロアチア相手に一歩も引かない戦いを見せた中、1-1のまま後半終盤へ。結局、90分では決着が付かず、1-1で延長戦に突入した。

その延長戦も日本が優勢に試合を進めると、同前半9分にクロアチアは疲労困憊のモドリッチとコバチッチを交代させる。クロアチアの両主力がピッチを去った中、日本は同15分に勝ち越しのビッグチャンス。三苫が持ち上がってボックス手前から強烈なミドルシュート。枠を捉えていたが、GKリヴァコビッチの正面だった。

迎えた延長後半は互いに譲らず互角の攻防で推移。両チームが死力を尽くした中、120分を終了。迎えたPK戦では相手GKリヴァコビッチに3本のシュートを止められた日本は、1-3で敗戦。2010年南アフリカW杯に続き、PK戦に阻まれて初のベスト8進出はならなかった。