大分トリニータは5日、DF伊東幸敏(29)との契約満了を発表した。

伊東は静岡県出身で静岡学園高校から2012年に鹿島アントラーズに入団した。

右サイドバックとしてプレーする伊東は、鹿島ではなかなか出番が得られないシーズンが続いたが、世代別の日本代表を経験。2017年にはJ1で24試合に出場するなどしていた。

しかし、その後は再び出番が減少。2021年にジェフユナイテッド千葉に完全移籍するも、J2で6試合、天皇杯で1試合の出場に終わると、2022シーズンから大分でプレーした。

大分では明治安田生命J2リーグで15試合、YBCルヴァンカップで2試合、天皇杯で2試合に出場したが、1年での退団が決定した。

伊東はクラブを通じてコメントしている。

「大分に来た時はいろいろな不安を抱えながら毎日を過ごしていたのをよく覚えています。でも日が経つに連れて、「トリニータで長くプレーして引退したいな」 と思えるようなクラブ、街でした。だから契約が満了になったことは凄く残念です」

「でも僕がプレーした大好きな1つのクラブとして、これからも応援していきたいと思います。1年という短い時間でしたけど、ありがとうございました!!」