ラ・リーガ第16節、アトレティコ・マドリーvsバルセロナが8日に行われ、0-1でバルセロナが勝利した。

再開後初戦の前節エルチェ戦をエルモソの退場があった中、2-0と勝利してリーグ戦4試合ぶりの勝利とした4位アトレティコ(勝ち点27)は、グリーズマンとフェリックスの2トップとするフラットな[4-4-2]で臨んだ。

一方、前節エスパニョールとのダービーを大荒れの展開の末に1-1の引き分けに持ち込まれた首位バルセロナ(勝ち点38)は、レヴァンドフスキが出場停止となった中、ファティ、ペドリ、デンベレの3トップで臨んだ。

3ラインで構えるアトレティコ相手にバルセロナがボールを持つ展開で立ち上がっていく。静かに推移していた中、22分にバルセロナが最初のチャンスでゴールをこじ開ける。

ペドリがバイタルエリアをドリブルで打開し、ボックス中央のガビがポストプレー。ボックス右のデンベレがダイレクトでゴールへ蹴り込んだ。

失点後も無理に前がからずにいたアトレティコだったが、32分にM・ジョレンテが決定的なシュートに持ち込むと、ここからハーフタイムにかけて攻勢を強めていく。

直後にはCKからヒメネスがヘディングシュートでゴールに迫ると、37分にはモリーナが、42分にはグリーズマンがボックス内から決定的なシュートに持ち込んでいく。

GKテア・シュテーゲンのファインセーブもあって同点弾は生まれなかったが、アトレティコが盛り返した中、ハーフタイムに入った。

迎えた後半もアトレティコが前半半ば以降の良い流れを引き継いだ入りとしていく。ただ、好機を生むには至らず64分にカラスコに代えてモラタを投入。左サイドにグリーズマンが回った。

ややトーンダウンしていたアトレティコはギアを上げるべくアンヘル・コレアとレマルを投入。終盤にかけても集中した守備を見せるバルセロナ相手に攻めあぐねていたが、追加タイム4分に同点のビッグチャンス。

浮き球パスでボックス右に抜け出したコレアの折り返しをグリーズマンがプッシュ。しかしシュートはゴールライン上に戻ったアラウホの好守に阻まれた。

結局、バルセロナが1-0で逃げ切り。ビッグマッチを制し、2位レアル・マドリーとの勝ち点差を3に広げている。

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