鎌田大地が契約延長を拒否と現地報道、契約は残り半年となり今冬は自由に移籍交渉が可能に
2017年7月にサガン鳥栖から完全移籍でフランクフルトに加入した鎌田。当時指揮していたニコ・コバチ監督の下で多くの出番がないと、2018年8月にはベルギーのシント=トロイデンへとレンタル移籍する。
そのシント=トロイデンで鎌田は輝きを放ち、公式戦36試合で16ゴール9アシストを記録。ジュピラー・プロ・リーグでも24試合で12ゴール2アシストとチームを牽引し、フランクフルトへと戻った。
復帰後は徐々に出番を増やしていった鎌田。2021-22シーズンはチームの中心として活躍すると、ヨーロッパリーグ(EL)では見事に優勝。チームを牽引する活躍を見せた。
そして迎えた今シーズンもカタール・ワールドカップ(W杯)による中断前までで、ブンデスリーガ13試合で7ゴール4アシストとブレイク。初のチャンピオンズリーグ(CL)でも6試合で3ゴールを記録するなど、好調を維持していた。
カタールW杯でも日本代表の一員としてプレーした鎌田。ヨーロッパの舞台での活躍もあり、多くのクラブが獲得に興味を持っていると報道が続いている。
その鎌田はフランクフルトとの契約が今年の6月までとなっており、残り半年を切った状況。海外クラブとの交渉を自由に行える状況となっており、フリーでの夏の移籍に向けて多くのクラブが興味を強く持ち始めている。
一方でフランクフルトはチームに留まらせたいと考えているなか、『キッカー』は鎌田が契約延長オファーを断ったと報じた。
鎌田以外にも、DFエヴァン・エンディカが契約延長を拒否。スイス代表MFジブリル・ソウも2024年夏までの契約のため、契約を延長するか移籍金を手にするために放出するかを決めなければいけない状況だ。ドイツ代表GKケビン・トラップも同様となっている。
これまでもステップアップを口にした鎌田だったが、フランクフルトに残ることが一番良いと決断して今季は残留。果たして、夏にどこかに移籍することになるのだろうか。
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