ミランがスペツィアのポーランド代表DFヤクブ・キヴィオル(22)、レッチェのスペイン人MFジョアン・ゴンザレス(20)への関心を強めているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

キヴィオルはカタール・ワールドカップ(W杯)でポーランド代表の全4試合に出場したセンターバック。今季はセリエAでもここまで全17試合に出場しており、ミランは昨秋から関心が伝えられていた。

W杯を境に評価が上がり、現在ではユベントスやドルトムント、フランクフルトなど、イタリア国内外からも関心が。スペツィアの要求は1500〜2000万ユーロ(約21億2000〜28億3000万円)とされ、現時点で正式オファーは出していないという。

J・ゴンザレスはバルセロナ下部組織出身のセントラルハーフで、2021年夏のレッチェ入り後、昨年8月にコッパ・イタリアでプロデビュー。こちらも今季のセリエA全17試合に出場中で、第6節のモンツァ戦では初ゴールを記録している。

レッチェの要求は最低1500万ユーロで、ナポリやトッテナム、ドルトムントからも強い関心が寄せられているとのことだ。

また、ミランはレッチェに買い取りオプション付きの1年レンタルで貸し出し中のU-21イタリア代表FWロレンツォ・コロンボ(20)について、来夏の呼び戻しを議論。同選手はミランの下部組織出身で、今季はセリエA15試合で4得点2アシストを記録するストライカーだ。