ポルトガル代表のロベルト・マルティネス新監督がアル・ナスルのFWクリスティアーノ・ロナウドについて、自身の下でも引き続きプレーさせる可能性を口にした。

言わずもがな、近年のポルトガルを背負って立つC・ロナウド。カタール・ワールドカップ(W杯)の戦いが終わって、今冬に欧州でのキャリアにひと区切りを打つ形でサウジアラビアに活躍の場を移した。

そんな37歳のストライカーは自身5度目のW杯でも優勝が叶わずのベスト16敗退後にSNSで代表との別れをほのめかす意味深なメッセージを投稿。だが、今もはっきりとさせておらず、不透明なままだ。

ポルトガルのエースがこうした状況のなか、新たな指揮官に就任したマルティネス監督。ユーロ2024の予選に向け、再構築が求められるが、現時点でC・ロナウドも戦力の1人として計算しているようだ。

イギリス『メトロ』によると、カタールW杯を最後にベルギー代表を離れ、新たにポルトガルを率いる49歳のスペイン人指揮官は9日の会見で、C・ロナウドも自身が思い描くスカッドの1人だと話した。

「フットボールの決断はピッチでなされるべき。私はオフィスで決断する監督じゃない。だから、まずはすべての選手とコンタクトするのが私の仕事だし、彼らと連絡を取っていきたい」

「W杯を戦った26選手のリストは私の出発点になる。クリスティアーノはそのリストに載る選手で、19年間にわたってこの代表チームにいるわけだから、座って話し合う敬意に値する」

「この先の10週間で、ユーロの出場権を掴むために最高のチームを作る。今日は充実感のある1日だった。明日からは全選手を把握し、クリスティアーノもその1人とした上で、仕事に励む」

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