今夏の売却が囁かれるレアル・マドリーのフランス代表DFフェルラン・メンディ(27)だが、幹部らとコーチ陣の間で評価が分かれているようだ。

2019年夏にマドリーの一員となったメンディ。加入後は左サイドバックの1番手を務めており、前任者のマルセロ(現オリンピアコス)ほどではないにせよ、仕事はしっかり果たしているといった印象だ。

だが、昨夏以降は契約延長交渉のもつれから売却が噂に。マドリーは今夏に下部組織育ちの元U-21スペイン代表DFフラン・ガルシア(23)をラージョ・バジェカーノから買い戻し、メンディの後釜に据える方針で一致したとも伝えられている。

幹部らがメンディの希望する金銭条件を鵜呑みにできない理由はケガの多さ。スペイン『Relevo』によると、メンディはマドリー加入後の3年半で9度離脱しており、うち7度が筋肉系のトラブルだという。

一方、カルロ・アンチェロッティ監督を筆頭とするコーチ陣はメンディの守備能力を高く評価。同選手が今夏の移籍市場において「換金可能」とみなされている事実には納得しきれていないようだ。

メンディの去就は依然として不透明なものの、2025年6月までは契約を残しており、来季以降も残留を望んでいるとのことだ。

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