バレンシアとの激闘をPK戦の末に制したレアル・マドリーが決勝進出《スーペル・コパ》
昨季ラ・リーガ王者のレアル・マドリーと、コパ・デル・レイ準優勝のバレンシアによる一戦。
3日前のビジャレアル戦を1-2と競り負けたレアル・マドリーは、ビジャレアル戦のスタメンから4選手を変更。ロドリゴやカマヴィンガらがスタメンとなった。
カバーニとリーノの2トップとするフラットな[4-4-2]で臨んできたバレンシアに対し、ベンゼマ、ヴィニシウス、ロドリゴの3トップで臨んだレアル・マドリーが攻守の切り替え鋭く圧力をかけていく。
14分にはベンゼマがボックス内でDFをするするとかわして決定的なシュートに持ち込めば、1分後にはバルベルデが強烈なミドルシュートでゴールに迫った。
そして19分のピンチではカバーニのヘディングシュートをGKクルトワがセーブしたレアル・マドリーが37分にPKを獲得する。ロングフィードに抜け出したベンゼマがボックス内に侵入したところでキュメルトに倒された。
このPKをベンゼマが決めてレアル・マドリーが1点をリードして迎えた後半、モドリッチを投入したが開始30秒に追いつかれる。右クロスからファーサイドのリーノにボレーを蹴り込まれた。
追いつかれたレアル・マドリーは52分、CKからナチョがヘディングシュートでゴールに迫るも、その後は膠着状態に。
後半終盤の88分、右クロスにベンゼマがヘディングで合わせたシュートは枠を捉えきれず、1-1のまま延長戦に突入した。
迎えた延長開始3分、ヴィニシウスのコントロールシュートでオンターゲットを記録したレアル・マドリーは同15分、クロースのミドルシュートが枠を捉えたが、GKママルダシュヴィリの好守に阻まれてしまう。
延長後半5分には大ピンチを迎えたレアル・マドリーだったが、ボックス内からフラン・ペレスに打たれた決定的なシュートはGKクルトワがビッグセーブで凌ぎ、試合はPK戦へ。そのPK戦ではGKクルトワが1本セーブし、4-3で勝利。
レアル・マドリーが激闘を制して決勝へ勝ち上がっている。
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