今夏で契約が満了を迎える日本代表MF鎌田大地について、フランクフルトのマルクス・クレシェSD(スポーツ・ディレクター)が言及した。ドイツ『Hessenschau』が報じた。

カタール・ワールド(W杯)でも日本代表の一員としてプレーした鎌田。昨シーズンはヨーロッパリーグ(EL)でチームを優勝に導く活躍を見せると、今シーズンはブンデスリーガ13試合で7ゴール4アシストとブレイク。初のチャンピオンズリーグ(CL)でも6試合で3ゴールを記録するなど、好調を維持している。

この活躍もあり多くのクラブが関心を寄せていると報じられる中、鎌田は2023年6月で契約が満了を迎えることに。クラブは契約延長の打診を行ったが、それを拒否したという報道も出ている。

かつてはなかなか結果を出せずに苦しんだ鎌田だが、この数年はヨーロッパの強豪相手にも高いパフォーマンスを出せることを証明している。

フランクフルトは、鎌田以外にも、DFエヴァン・エンディカが今夏で契約満了。また、スイス代表MFジブリル・ソウ、ドイツ代表GKケビン・トラップも残りの契約が1年半となっている状況だ。

主軸選手がまとめて抜ける可能性も出てくるフランクフルトだが、クレシェSDはチームとしては交渉を続けるが、退団となっても問題はないと語った。

「もし選手たちが違う決断をしたとしても、それを防ぐことは不可能だ」

「ただ、私はアイントラハト・フランクフルトの将来について心配はしていない」

トラップについても「ケビンとは連絡を取り合っている。我々にとっては重要な選手だ」と語った。


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