ミランのステファノ・ピオリ監督が、レッチェ戦のパフォーマンスを悔やんだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

14日に行われたセリエA第18節でレッチェとのアウェイ戦に臨んだミラン。3分にオウンゴールで失点すると、23分には相手DFフェデリコ・バスキロットにゴールを許して早々に2点ビハインドとなってしまう。

しかし、後半に入ってからは勢いを取り戻し、58分にポルトガル代表FWラファエル・レオンが反撃の狼煙を上げるゴール。70分にはイタリア代表DFダビデ・カラブリアがヘディングで同点弾を決め、 終盤にかけても攻め立てたが、逆転するには至らずに2-2のドロー決着となった。

格下相手に痛いドローに終わり、首位ナポリとの勝ち点差は「9」に広がったミラン。ピオリ監督は試合後、前半のパフォーマンスを嘆いた。

「前半の我々は何もかも間違っていた。だからこうして、試合はより難しいものとなっていった。(ジュニオール・)メシアスの終盤のシュートがポストを叩かなければ勝てたかもしれないが、もっとうまく戦えたし、やらなければならないことは明らかだ」

「スーペルコッパが控えているが、我々への影響は全くなかった。我々は直近の2試合で勝てておらず、今日は違う試合を期待していた。最高の形でスタートしたかったが、先制点のミスは明らかで、試合は悪い方向に向かってしまった。そういった明晰さは確実に向上させないといけない」

また、19日に行われるインテルとのスーペルコッパに向けては負傷者たちの回復を願いつつも、現時点で準備は出来ていると話した。

「スーペルコッパでは(アンテ・)レビッチの回復を望んでおり、より多くの解決策を講じたいし、(ズラタン・)イブラヒモビッチももうすぐ戻ってくると信じている」

「準備はできているし、逆に言えばチームに不足はない。(マイク・)メニャンの復帰を願うことはもちろんだ。フルメンバーで戦えば、より強く、よりポジティブなメンタリティを持つことができる。しかし、今日の前半を分析し、より良いスタートで決勝戦に臨むということに変わりはない」