ラツィオは15日、セリエA第18節でサッスオーロと対戦し、0-1で勝利した。

リーグ戦4試合ぶりの勝利を目指すラツィオがサッスオーロの本拠地に乗り込んだ一戦。立ち上がりに連携ミスからボールを奪われ、ローリエンに決定機を許す、いきなり肝を冷やすシーンが。さらに、開始からわずか15分にエースのインモービレが負傷し、ペドロの緊急投入を強いられる。

インモービレの容態が心配される中、試合はしばらく膠着状態へ。44分にローリエンに三度の失点の危機に晒されるが、GKプロベデルがファインセーブ。前半は押され気味のラツィオだったが、アディショナルタイムに起死回生のゴールが生まれる。

CKのチャンスでミリンコビッチ=サビッチがヘディングシュートを放つと、サッスオーロDFトルヤンの上げた腕に当たってPKを獲得。これをザッカーニが決めて1点リードで試合を折り返した。

後半に入ると、ラツィオはペドロを中心に何度か攻撃で良い形を作る。そのペドロは左から入ったグラウンダーのクロスをボックス中央で合わせたが、惜しくも枠の左へ。逆にペドロのパスからもチャンスが生まれるが、なかなか追加点は奪えない。

一方で、80分にはサイドからの攻撃を許し、ゴール前に危険なクロスを入れられるが、相手が上手く合わせられなかったこともあり事無きを得ることに。そのまま1点リードで終盤を迎えると、後半アディショナルタイムにはゴールキックからミリンコビッチ=サビッチが頭で逸らしたボールをフェリペ・アンデルソンが拾い、ドリブルでゴール前へ。最後はGKも躱して決定的な2点目を奪った。

この直後に試合終了の笛が鳴り、ラツィオが勝利。4試合ぶりの白星を手にした。

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