リバプールが、来夏にウォルバーハンプトンのポルトガル代表MFマテウス・ヌネス(24)獲得に動く構えだ。イギリス『タイムズ』が報じている。

今シーズンここまでのプレミアリーグで9位に甘んじるリバプール。その苦戦の要因に関してはブラジル代表MFファビーニョの不振に加え、質と量を欠く中盤が挙げられている。

そういった中、クラブは来夏の移籍市場でメガクラブがこぞって関心を締めるドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガムをトップターゲットに定めている。

ただ、ギニア代表MFナビ・ケイタ、元イングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンの2選手の退団が既定路線となっていることもあり、ベリンガムと共に少なくとももう1枚の中盤の補強を考慮している。

そして、有力なターゲットとして昨夏にも獲得に動いていたヌネスに再チャレンジする予定だという。

スポルティングCPでの活躍によって、昨夏ウルブスのクラブレコードとなる4220万ポンド(約66億6000万円)で加入したヌネス。ここまではチームの不振によって本領発揮とまではいかないが、リーグ戦16試合に出場し、その非凡な能力の一端を垣間見せている。

なお、リバプールとウルブスは17日に行われるFAカップ3回戦再試合で対戦するため、ユルゲン・クロップ監督を含め首脳陣は対戦相手の中盤の選手により注目することになるはずだ。