元ドイツ代表MFアンドレ・シュールレが新たな挑戦をしている。

シュールレは、ドイツ代表として57試合に出場し22ゴールを記録したウインガー。2014年のブラジル・ワールドカップでは準決勝で2ゴール、1-0で勝利した決勝ではアシストを記録するなど、優勝に貢献していた。

クラブキャリアではマインツやレバークーゼン、チェルシー、ヴォルフスブルク、ドルトムント、フルアム、スパルタク・モスクワと渡り歩くと、2020年7月に29歳で早々の現役引退を発表していた。

引退から2年半が経つシュールレだが、自身のインスタグラムで新たな挑戦の様子を公開。そこには、大雪の中でも服を脱ぎ、ハーフパンツに靴とニット帽という格好で山登りに挑戦する姿があった。

イギリス『サン』によると、これは様々な寒冷な環境に関わる記録をもち、「アイスマン (The Iceman)」の通称で知られるであるヴィム・ホフ氏が考案したチャレンジだという。

見ている側も冷たくなるようなチャレンジだが、シュールレは無事にクリアした模様。16日にインスタグラムを更新すると、チャレンジを振り返るとともにその感想を綴っている。

「精神的にも肉体的にも、今までで一番大変だった! 最後の数分は何も感じることができず、心の奥底で何かを見つけなければならなかった」

「決して忘れることのできない経験だ。気温マイナス19度、風速100キロの強風、大雪と雨」

「学んだことは...私の身体と私は思ったより強いということ。心と魂を込めれば何でもできる」

「忘れられない旅をありがとう」

サッカーとは別の道を選んだシュールレだが、充実の人生を送っているようだ。