ニューカッスルの元ドイツ代表GKロリス・カリウス(29)が、契約延長に向かっているようだ。

カリウスは2016年夏にマインツからリバプールへ加入するも、不安定なパフォーマンスやGKアリソン・ベッカーの加入によって序列が低下。レンタル先のベシクタシュやウニオン・ベルリンでも結果を残せず、昨夏にリバプールを契約満了で退団した。

その後、9月にGKカール・ダーロウが負傷したニューカッスルが2023年1月までの契約で獲得するも、GKニック・ポープが守護神を務めるチームでここまで出場はなし。ダーロウが負傷から戻り、マンチェスター・ユナイテッドにレンタルしていたGKマルティン・ドゥブラフカも復帰したことから、今月末で満了となるカリウスの契約の行方が注目されていた。

それでも、イギリス『デイリー・メイル』によると、ニューカッスルはダーロウが出場機会を求めて退団する可能性が高いことから、カリウスとの契約延長に乗り出す模様だ。すでに両者の間で延長に向けた話し合いの場が設けられており、合意こそなかったものの前向きな進展があったとのこと。カリウス側はプレミアリーグのクラブに所属することを望んでおり、今月中にも新契約が締結される可能性があるという。

なお、ニューカッスルは契約延長が決まり次第、ダーロウの移籍を許可する構えであり、カリウスは残留した場合にポープ、ドゥブラフカに次ぐ第3GKの立ち位置になると予想されている。