スーペル・コッパ、ミランvsインテルのミラノ・ダービーが18日にサウジアラビアで行われ、0-3でインテルが快勝した。

昨季セリエA王者ミランと、コッパ・イタリア王者インテルによる一戦。

ミランはジルーを最前線に2列目に右からメシアス、ブラヒム・ディアス、レオンと並べた。対するインテルはジェコとラウタロ・マルティネスの2トップで臨んだ。

両チームが現状のベストメンバーで挑んだ一戦は、主導権争いの立ち上がりを経て10分にインテルが先制する。ジェコのダイレクトパスでボックス右に抜け出したバレッラがクロス。ボックス左へ走り込んだディマルコが押し込んだ。

失点したミランは17分、レオンがボックス左まで侵入してGKオナナ強襲のシュートを浴びせるも、21分に失点。ボックス左に抜け出したジェコがトナーリを切り返しでかわしてゴール右へコントロールシュートを蹴り込んだ。

その後もインテルペースが続くと28分、左CKからジェコの左足ボレーが枠を捉えたが、GKタタルサヌの好守に阻まれる。続く30分にはディマルコのミドルシュートがGKタタルサヌを強襲した中、ハーフタイムにかけても主導権を握り続けたインテルが2-0で前半を終えた。

迎えた後半、徐々に攻勢を強めたミランは56分、ベナセルがミドルシュートでGKオナナを強襲。そして64分にはデ・ケテラエルとオリジを投入して勝負に出た。

しかし77分、インテルに決定的な3点目。ロングボールに抜け出したラウタロがGKとの一対一を制した。このまま3-0で快勝としたインテルが昨季の戴冠に続きスーペル・コッパ連覇、7度目の優勝としている。