名古屋グランパスは20日、日本代表FW相馬勇紀(25)がプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のカーザ・ピアに期限付き移籍することを発表した。

移籍期間は2023年6月30日までとなる。

相馬は早稲田大学在学中の2018年に名古屋の特別指定選手となり、2019年に正式加入。同年途中から鹿島アントラーズに期限付き移籍し、2020年から3シーズンにわたって再び名古屋でプレーした。

名古屋ではJ1通算123試合8得点、リーグカップ通算25試合5得点、天皇杯通算4試合出場、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)通算8試合に出場していた。

日本代表としてもカタール・ワールドカップ(W杯)のメンバーに選出され、コスタリカ代表戦で先発出場していた。

相馬はクラブを通じてコメントしている。

「名古屋グランパスというクラブを背負い、東京五輪、カタールワールドカップに出場したことは僕の誇りです」

「支えてくれた全ての皆さま、本当にありがとうございました!世界のSOMAになってきます!オブリガード!」

カーザ・ピアには、浦和レッズの下部組織育ちで、アビスパ福岡や韓国の慶南FC、全北現代モータースでもプレーしたMF邦本宜裕(25)が今シーズンから所属。チームはプリメイラ・リーガで5位につけている。