ナポリは21日、セリエA第19節でサレルニターナとのアウェイ戦に臨み、2-0で快勝した。

前節ユベントスを粉砕して2位ミランに9ポイント差を付けた首位ナポリ(勝ち点47)は、4日前に行われたコッパ・イタリアではクレモネーゼの前にまさかのPK戦負け。そのクレモネーゼ戦のスタメンからGKメレトとエルマス以外の9選手を変更した。

前節アタランタ戦を8失点惨敗し、ニコラ監督の解任、復任騒動があった15位サレルニターナ(勝ち点18)に対して、オシムヘン、ロサーノ、エルマスの3トップで臨んだナポリが立ち上がりから押し込んでいく。

そんな中22分、ピョンテクに持ち運ばれてボックス内からシュートを許したが、GKメレトがセーブした。

前半半ば以降もナポリがボールを持った中、34分にはボックス左に侵入したオシムヘンが左足ボレーを叩き込んだが、VARが入ってオフサイドを取られてしまう。

それでもハーフタイム間際の追加タイム3分に先制する。アンギサがマリオ・ルイとのワンツーでボックス左に侵入。クロスを送ると、ファーサイドのディ・ロレンツォがシュートを決めきった。

ナポリが1点をリードして迎えた後半、開始3分に追加点。エルマスのミドルシュートが右ポストに直撃すると、ルーズボールをオシムヘンが押し込んだ。

さら59分、オシムヘンがヘディングシュートで3点目に迫ったが、ここはGKオチョアのファインセーブに阻まれる。

そして終盤の83分、ピョンテクの強烈なシュートをGKメレトが防いだナポリが2-0で快勝。コッパ敗退からバウンスバックし、首位固めとした。