元イングランド代表のマイケル・オーウェン氏が、リバプールに加入したオランダ代表FWコーディ・ガクポに同情の念を抱いている。

今冬の移籍市場でPSVから加入したガクポ。カタール・ワールドカップで印象的な活躍を残した23歳には、3700万ポンド+アドオン1300万ポンドの最大5000万ポンド(約80億円)の移籍金という評価がついた。

プレミアリーグで中位に燻るリバプールを好転させるパフォーマンスが期待されたが、ここまで公式戦4試合に出場してノーゴール。リーグ戦14試合で9ゴール12アシストを記録していたPSVでの存在感を示すには時間がかかりそうだ。

不振に喘ぐチームの雰囲気に飲み込まれてしまった印象のガクポだが、オーウェン氏も気の毒に思っているようだ。スコアレスドローに終わったチェルシー戦の後、オランダ代表FWに言及した。

「彼は今日のチェルシー戦で何度かチャンスがあったし、努力をしていることは見て取れる。将来的に良い選手になると確信しているが、今のところ、リオネル・メッシでさえ、このチームに入って良い印象を与えるのは難しいだろう」

チェルシー戦のドローでリーグ戦3試合未勝利となったリバプール。果たしてこの不調はいつまで続くのだろうか。