降格圏19位エバートンがランパード監督を解任…直近8戦未勝利&3連敗で決断
なお、後任指揮官が決定するまでは、ポール・テイト氏とレイトン・ベインズ氏が暫定的にトップチームを指揮する。
2022年1月末にラファエル・ベニテス前監督の後任としてエバートンの新指揮官に就任したランパード監督。就任1年目は6勝2分け10敗の戦績ながら、16位でのプレミアリーグ残留に導いた。
しかし、就任2年目となった今シーズンはここまで3勝6分け11敗の19位に低迷。とりわけ、昨年10月22日のクリスタル・パレス戦以降、8試合勝利から遠ざかり、直近では残留争いのライバルであるサウサンプトン、ウェストハムに敗れるなど3連敗中だった。
現役時代にチェルシーやウェストハム、マンチェスター・シティなどで活躍したイングランド代表歴代屈指の攻撃的MFは、現役引退後に、当時チャンピオンシップ(イングランド2部)のダービー・カウンティで監督キャリアをスタート。
その後、2019年から古巣チェルシーの指揮官に就任。2021年1月に成績不振を理由に解任されたものの、メイソン・マウントらアカデミー育ちの若手タレントを独り立ちさせるなどの育成の手腕を発揮していた。