チームがやや調子を落とす中、トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインはアントニオ・コンテ監督を擁護している。イギリス『スカイ・スポーツ』がコメントを伝えた・

プレミアリーグ開幕から7試合無敗と絶好のスタートを切ったトッテナム。しかし、上位陣との試合が増えた中盤戦にかけて失速。最近でもアーセナルやマンチェスター・シティとの重要な2連戦で連敗を喫し、コンテ監督への風当たりは強まりつつある。

それでも、エースが指揮官へ寄せる信頼に変わりはないようだ。23日に行われたプレミアリーグ第21節のフルアム戦をリーグ戦3試合ぶりの白星を手にし、ケインは改めてコンテ監督を擁護。シニシャ・ミハイロビッチ氏やジャンルカ・ヴィアッリ氏、そしてトッテナムのフィットネスコーチだったジャン・ピエロ・ヴェントローネ氏ら、親交ある人物が相次いで亡くなった指揮官の心情に寄り添う姿勢を見せた。

「彼はフットボールではなく、私生活において困難な時期を過ごしている。そして、チームの一員であるならば選手だけでなく、監督やスタッフもお互いのために存在しているべきだろう」

「僕たちは彼のためにも、毎試合勝利を掴みとりたい。彼は常にトレーニングで情熱を注いでいる。だから、勝利で報いたいんだ。今週は監督を交えてのミーティングで話し合い、気持ちを切り替えたよ」

「僕たちは監督のためにも戦い続ける。彼は情熱的な指揮官であり、チームは彼のために頑張り続けるだけだ」