シュツットガルトは24日、ブンデスリーガ第17節でホッフェンハイムと対戦し2-2の引き分けに終わった。シュツットガルトの遠藤航はフル出場し77分にゴールを記録、伊藤洋輝はフル出場している。

3日前に行われたマインツ戦をドローで終えた16位シュツットガルトが、リーグ戦4連敗中の13位ホッフェンハイムのホームに乗り込んだ一戦。遠藤と伊藤が揃って先発となったシュツットガルトは前節同様の[4-3-3]を採用した。

立ち上がりから一進一退の展開が続く中、シュツットガルトは11分に先制を許す。右クロスのこぼれ球をボックス手前で拾ったスティラーが逆サイドに展開すると、ボックス左で受けたアンヘリーニョのダイレクトクロスをゴール前に抜け出したクラマリッチがジャンピングボレーで押し込んだ。

その後もやや劣勢の展開が続くシュツットガルトは、なかなか相手陣内の深い位置までボールを運べず。前半アディショナルタイム1分には、アーマダのパスを受けたサイラスがボックス右から侵入しシュートを放ったが、これは相手GKが正面で弾き出した。

このまま前半終了かと思われたが、シュツットガルトが終了間際に試合を振り出しに戻す。アディショナルタイム5分、中盤でのボール奪取からアーマダのスルーパスでDFの裏に抜け出したギラシーが冷静にGKとの一対一を制した。

1-1で迎えた後半も膠着状態が続く中、シュツットガルトは77分に勝ち越しに成功する。中盤でのカウンターを仕掛けるとペレアのパスをボックス右で受けたアーマダがマイナスの折り返すと、最後はペナルティアーク内の遠藤がダイレクトシュートをゴール右に突き刺した。

勝ち越しに成功したシュツットガルトだったが、このゴールでのゴールセレブレーションで観客席に飛び込んだアーマダがこの試合2枚目のイエローカードを受け、退場処分となった。

数的不利となったシュツットガルトは、終盤にかけてホッフェンハイムの猛攻を受けると、試合終了間際に追いつかれる。94分、アンヘリーニョのロングパスをボックス右で収めたクラマリッチがカットインから左足一閃。これがゴール左に突き刺さり、試合はそのまま2-2で終了した。