日本の若武者がブンデスリーガ2試合目で結果を残した。

24日、ブンデスリーガ第17節のシャルケvsRBライプツィヒが開催。MF上月壮一郎が初ゴールを記録した。

日本代表DF吉田麻也と共に先発した上月。昨年末にU-23チームでの活躍が認められプロ契約を結ぶと、中断明けの再開初戦で先発に抜擢。ライプツィヒ戦でも2試合連続で先発のピッチに立った。

最下位と苦しむシャルケの起爆剤となることが期待された上月だが、この試合でもシャルケの守備が崩壊。前半だけで4失点を喫する苦しい展開となった。

それでも56分、1つの光が。上月がネットを揺らした。

バイタルエリアでミヒャエル・フライからのパスを受けると、ファーストタッチでDF2人の間をするりと抜ける。そのままボックス内に入ると、しっかりと冷静に流し込み初ゴール。テクニックと冷静さを見せつけた。

GKのフィードからパス2本でゴール。わずか10タッチでネットを揺らすスーパーゴールとなった。

これにはファンも「タッチうめぇー」、「上月えっぐ」、「うますぎ」、「ファーストタッチえぐい」、「バケモンかよ!」、「神トラップ!」、「京都の誇り」と称賛の声。特に、抜いた相手がカタール・ワールドカップ(W杯)で日本の前に立ちはだかったクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオルだったことも相まって、反響を呼んでいる。

なお、シャルケはその後2失点を喫し、1-6で惨敗。チームは苦しい戦いが続いている。