躍進ニューカッスルの象徴トリッピアーが新契約にサイン! 「これ以上望む場所はない」
サウジアラビア政府系ファンドによる買収後最初の獲得選手であり、DFジャマール・ラッセルズに代わってゲームキャプテンとしてチームを牽引する32歳DFは、今回の契約延長に満足感を示している。
「契約を延長することができて、本当に嬉しく思っているよ。監督、オーナー、ファン、そしてチームメイトに感謝の気持ちでいっぱいだ」
「僕が初めてここに来たとき、彼らはとても歓迎してくれたし、僕はクラブが偉大なことを成し遂げるのを助けたいんだ。今はクラブにとっても僕らプレーヤーにとってもポジティブな瞬間を過ごしているし、僕にとってこれ以上望む場所はないよ」
マンチェスター・シティの下部組織出身のトリッピアーは、バーンリー時代にブレイク。2015年7月にトッテナムへと完全移籍すると、公式戦114試合に出場し2ゴール24アシストを記録。リーグ屈指の右サイドバックとの評価を確立すると共に、イングランド代表にも定着した。
その後、2019年にアトレティコ・マドリーへ移籍し、自身初の国外リーグを経験し、昨年1月にバーンリー時代に指導を受けた、エディ・ハウ監督の誘いを受けてニューカッスルに加入。ハーフシーズンのプレーとなった1年目はケガでほぼプレーできずに終わったが、今季は開幕からここまでの公式戦全26試合に出場し、1ゴール6アシストを記録。攻撃では高精度のクロスやプレースキックで多くのチャンスを演出し、守備では守護神ニック・ポープ、ファビアン・シェア、スヴェン・ボトマン、ダン・バーンとの鉄壁のユニットでリーグ最少(11失点)の堅守を構築している。