ウォルバーハンプトンのポルトガル代表DFネウソン・セメド(29)は、今季終了後にベンフィカに復帰する可能性が高いようだ。『CNN』が報じている。

2017年夏にベンフィカからバルセロナへ移籍したセメド。およそ3600万ユーロと高めな値段設定だったなか、バルセロナでのパフォーマンスはほとんど及第点に達することができず、通算で公式戦124試合に出場も、あまりインパクトを残すことができなかった。

それでも、2020年夏に加入したウルブスでは豊富な運動量を武器に主力に定着。今季もここまでリーグ戦18試合に出場するなど、しっかりプレミアリーグに順応している。

ただ、今季限りで満了を迎える契約については更新されない見通し。クラブは2年の延長オプションを持っているものの、『CNN』によれば、本人はベンフィカ復帰の意思を固めており、フリーで6年ぶりに母国へ戻ることになるとのこと。

なお、両クラブ間では今冬にポルトガル代表FWゴンサロ・ゲデスがウルブスからベンフィカへレンタル移籍しているが、こちらはウルブスと2027年まで契約を残しており、シーズン終了後に復帰する予定となっている。