インテルはスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(27)の今冬移籍を巡って、パリ・サンジェルマン(PSG)と交渉中のようだ。

2017年夏の加入から間もなくレギュラーに定着し、2020-21シーズンにはクラブにとって11年ぶりとなるスクデット獲得に大きく貢献したシュクリニアル。一方で、クラブとの現行契約は今季終了までとなっており、その去就に注目が集まっていた。

契約延長を急ぐインテルは具体的なオファーを提示したものの、シュクリニアルはこれを拒否。PSG入りが取り沙汰される中で、すでに今夏の加入について個人合意に達したとの報道もある。

先日には代理人であるロベルト・システィッチ氏が契約延長の可能性なしと語るなど、今夏の移籍がほぼ確実となっているが、PSGはこの1月に前倒しての獲得も狙っている模様。イタリア『スカイ』は、インテルに1000万ユーロ(約14億1000万円)のオファーを提示したと伝えた。

しかし、『スカイ』によると、インテルはこの最初のオファーを拒否した模様。同クラブは少なくともその倍額となる2000万ユーロ(約28億2000万円)を要求しており、後継者となるセンターバックを獲得できるかどうかも、今冬移籍実現の重要なファクターとなるようだ。