ユベントスは29日、セリエA第20節でモンツァをホームに迎え、0-2で敗れた。

前節アタランタに3-3の打ち合いドローとした10位ユベントス(勝ち点23)は、4日後にコッパ・イタリア準々決勝ラツィオ戦を控える中、ミリクとロカテッリをベンチスタートとした。そして長期離脱していたポグバ、負傷明けのヴラホビッチがベンチ入りした。

今季の1stマッチでクラブ史上初のセリエA勝利をプレゼントした13位モンツァ(勝ち点22)に対し、ケアンを最前線に、ディ・マリアをセカンドトップとする[3-5-1-1]で臨んだユベントスは10分に失点しかける。

カプラーリにボックス左からカットインシュートを決められたが、VARの末にオフサイドがありノーゴールとなった。しかし18分に失点する。

マチンのスルーパスでボックス右に侵入したチュリッアにシュートを決められた。失点後もモンツァにボールを持たれる苦しいユベントスは、39分にリードを広げられた。

カルロス・アウグストにドリブルで打開された流れから最後はスルーパスを受けたモタにシュートを決められた。

屈辱的な内容の前半を受け、ロカテッリら3選手を投入して迎えた後半、ユベントスが圧力をかけていく。しかし好機を作るには至らず、ミリク、ヴラホビッチを投入していく。

すると75分にはディ・マリアのミドルシュートが枠を捉えたが、GKディ・グレゴリオのファインセーブに阻まれた。さらに78分、FKの流れからラビオのシュートが枠を捉えるも、ここもGKディ・グレゴリオの好守に阻止されてしまう。

すると1点が遠いユベントスに追い打ち。ミリクが負傷し、交代枠を全て使い切っていたため10人での戦いを強いられてしまう。

結局、0-2のまま敗戦。セリエA初昇格のモンツァに屈辱のシーズンダブルを食らう結果となった。