「18秒だった」補強なしのバルサ、システムエラーでメキシコ代表DFの獲得失敗を明かす「FIFAが何を言ってくるかを待つ」
慢性的な財政難に陥っており、選手のサラリー問題も抱えているバルセロナ。今冬はまず選手を売却しない限り新たに登録ができない状況で、アトレティコ・マドリーにオランダ代表FWメンフィス・デパイを売却した。
また、昨年電撃的に引退を発表した元スペイン代表DFジェラール・ピケも含め2人分の余裕ができたものの、スペイン代表MFガビの登録が認められない事態に。裁判所の判断で登録は認められたが、ラ・リーガはこれに反論し上訴すると声明を発表している。
新たな選手を獲得する余裕はないバルセロナだが、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーでプレーするメキシコ代表DFフリアン・アラウホ(21)に関心を寄せていた。
バルセロナはBチームの選手としてフリアン・アラウホを獲得し、試合に出場させようという狙いがあったが、移籍期限を迎えても獲得が発表されず。しかし、それには理由があったとした。
「まず初めに、彼はバルセロナ・アトレティックの選手になることを明確にしておく」
「ただ、システムエラーのために叶わなかったことは事実だ。それは18秒だった。FIFAが何を言ってくるのかを待つ」
また、今冬補強がなかったことにも言及。問題はないとした。
「誰も来なかったが、我々のチームには問題がないと信じている。3選手が去り、誰も到着しなかったことは事実だ」
「ガビのような選手の登録を優先し、現在は(ロナルド・)アラウホ、マルコス・アロンソ、イニャキ・ペーニャの登録に動いている」