エンソ・フェルナンデスがデビューのチェルシー、フルアムとのウェストロンドン・ダービーはゴールレスドロー《プレミアリーグ》
前節リバプール戦をゴールレスドローで終えた10位チェルシー(勝ち点29)は、エンソ・フェルナンデスが先発デビュー。[4-3-3]で臨んだ。
7位フルアム(勝ち点31)とのウェストロンドン・ダービー。ハヴァーツ、ムドリク、ツィエクの3トップ、中盤アンカーにエンソ・フェルナンデスを据える形でスタートしたチェルシー。
そのチェルシーがボールを握る展開で立ち上がったが、自陣に引くフルアムを崩しきれない状況が続いた。
すると25分、アンドレアス・ペレイラにミドルシュートでGKケパを強襲されると、ここからフルアムの攻守の切り替えの鋭さの前にペースを持っていかれてしまう。
前半終了間際の追加タイム2分、ようやくチェルシーに先制のビッグチャンス。ツィエクの浮き球スルーパスに抜け出したハヴァーツがボックス内へ。飛び出したGKを見てループシュートを狙ったがバーに嫌われ、前半をゴールレスで終えた。
迎えた後半、ムドリクに代えてマドゥエケを投入したチェルシーだったが、やはり攻めあぐねる状況が続く。
そこで60分、ツィエクに代えて負傷明けのスターリングを投入。しかし、流れを変えられずにいると71分にはミトロビッチにロングシュートでゴールを脅かされてしまう。
その後、エンソ・フェルナンデスやギャラガーのミドルシュートでゴールに迫ったチェルシーは79分にビッグチャンス。途中出場のフォファナが浮き球パスに抜け出し、飛び出してきたGKレノをかわしてシュート。だが、懸命にゴール前へ戻ったリームの好ブロックに阻まれてしまった。
結局、試合終了間際のスターリングのループシュートはGKレノにキャッチされたチェルシーはゴールを割れずに2戦連続0-0に終わった。