ラツィオが下位に沈むヴェローナ相手に痛恨ドロー…《セリエA》
前節フィオレンティーナ戦をドローに終わった4位ラツィオ(勝ち点38)が、18位に沈むヴェローナ(勝ち点13)を迎えた一戦。
4日前に行われたコッパ・イタリア準々決勝でユベントスに惜敗したラツィオは、その試合からスタメンを5人変更。3トップにはペドロ、インモービレ、ザッカーニを並べた。
試合はラツィオが立ち上がりから主導権を握るも、なかなか決定機まで持ち込めない時間が続く。27分にはGKプロベデルからのロングフィードを前線のミリンコビッチ=サビッチがバックヘッドで繋ぐと、DFの裏に抜け出したインモービレがチャンスを迎えたが、ボックス左から放たれたシュートはゴール左に外れた。
膠着状態が続く中、ラツィオは38分にピンチ。右CKの流れた球をボックス左手前で拾ったデパオリがコントロールショット。これがゴール右隅を捉えたが、GKプロベデルの好セーブで難を逃れた。
このまま前半終了かと思われたが、ラツィオは45分にスコアを動かす。カタルディとのパス交換でボックス内中央へ侵入したペドロが反転しながら左足を振り抜くと、このシュートがゴール左に吸い込まれた。
1点リードで試合を折り返したラツィオだったが、後半早い時間に追いつかれる。51分、左サイドでFKを与えるとラゾビッチのクロスをニアのウンゴニエにヘディングで流し込まれた。
さらにラツィオは、53分にもデパオリの右クロスを受けたラゾビッチのミドルシュートでゴールを脅かされたが、これは右ポスト直撃で救われた。
その後は互いに選手を入れ替えながら勝ち越しゴールをゴールを目指すが、拮抗した展開が続く。するとラツィオは、試合終了間際のアディショナルタイム6分にボックス右から侵入したカサレの折り返しからザッカーニがヒールシュートでゴールに迫ったが、これは相手GKの好守に防がれた。
結局、試合はそのまま1-1の引き分けでタイムアップ。ラツィオはリーグ戦2試合連続のドローとなった。