バーンリーのヴァンサン・コンパニ監督が、現役時代はキャプテンとしてもプレーした古巣マンチェスター・シティについて言及した。イギリス『BBC』が伝えた。
2008年8月にハンブルガーSVから加入し、2019年7月にアンデルレヒトへと移籍するまで11シーズンをシティで過ごしたコンパニ監督。4度のプレミアリーグ優勝、2度のFAカップ優勝、4度のEFLカップ優勝とキャリアの最盛期を過ごした。
そのシティだが、6日にプレミアリーグから財務面での規約違反が告発される事態に。2009年から2018年の間に100件を超える違反行為があったとされ、第三者委員会での調査が行われることとなる。
この調査の結果次第では、勝ち点の剥奪や最悪のケースはプレミアリーグからの除名という大きなペナルティが予想されている状況となっている。
一方でシティは「驚いている」と、今回の告発について声明を発表。調査を楽しみにしていると、全ての問題がクリアされることを願った。
自身が在籍していたほとんどの期間で不正が行われていたとされたコンパニ監督は、率直な意見を述べている。
「それを見て、目を丸くしている」
「間違いなく、世の中には正義の味方がたくさんいて、自分がどんな間違ったことをしたかを教えてくれるし、その後にそれぞれが自分自身を見つめ直せば良い」
「サッカー界は一般的に、何度も指を咥えて見ているという余裕はないだろう」
「フットボールの業界がどういうものなのか、みんなも少しは分かるはずだ。私は、人が非難し始めると、とても懐疑的になる」
「自分のためにベストを尽くし、常に向上しようとしている。ただ、簡単に非難されてしまうというのは、少し懐疑的だ」