セルクル・ブルージュの日本代表FW上田綺世が珍しく怒りを露わにした。

19日、セルクル・ブルージュはジュピラー・プロ・リーグ第26節でクラブ・ブルージュをホームに迎え、ブルージュ・ダービーに臨んだ。

セルクル・ブルージュは、前半に先制を許したものの、後半の51分にケビン・デンケイが同点ゴール。その後勝ち越しを許したが、78分のティボ・ソマーズのCK弾で同点に追い付き、2-2のドローで終えた。

度々良い動き出しを見せながらも中々味方からパスが出てこずノーゴールに終わった上田だが、10分には珍しく感情に出すシーンがあった。

セルクル・ブルージュが前線からのプレスで高い位置でボールを奪うと、ボックス手前でデンケイがボールを拾う。ボックス左にポジションを取った上田は完全にフリーで、両手を大きく広げてボールを呼んだが、デンケイはシュートを選択。相手DFに当たったシュートはGKシモン・ミニョレに防がれた。

上田は、デンケイに対し「なぜパスを出さないのか」と言わんばかりに不満をぶつけていた。このシーンにはファンも注目。「上田綺世にびっくりするくらいパスが来ない試合」、「綺世ボール来なくてキレてたの珍しいよな」、「上田綺世今のはマジでキレていい。
パス出せよ笑」とコメントを寄せている。

ノーゴールだったものの試合にはフル出場した上田。ミロン・ムスリック監督の信頼はしっかりとつかんでいる。