ナポリは25日、セリエA第24節でエンポリとのアウェイ戦に臨み、2-0で快勝した。

前節サッスオーロ戦をオシムヘン&クワラツヘリア弾で制して7連勝とし、2位インテルとの15ポイント差を維持した首位ナポリ(勝ち点62)は、3日前に行われたチャンピオンズリーグではフランクフルト相手に敵地で先勝。そのフランクフルト戦のスタメンからオリベラに代えてマリオ・ルイのみを変更した。

12位エンポリ(勝ち点28)に対し、ナポりが立ち上がりから攻勢をかけると17分に先制する。CKの流れからクワラツヘリアの浮き球フィードをボックス右のジエリンスキがダイレクトで折り返すと、相手DFのクリアしたボールがゴールに吸い込まれた。

その後も攻め立てたナポリは28分に追加点。ボックス手前左からのクワラツヘリアのミドルシュートがGKを強襲すると、ルーズボールをオシムヘンが押し込んだ。

オシムヘンの8戦連発弾で加点したナポリは34分には3点目に迫ったが、オシムヘンの決定的なシュートはGKヴィカーリオの好守に阻まれ、2点のリードで前半を終えた。

迎えた後半も圧倒的にポゼッションして試合をコントロールしていたナポリだったが、65分に退場者。カプートとの接触でマリオ・ルイが憤慨すると、思わずキック。VARの末に一発退場となった。

10人となったナポリはクワラツヘリアとロサーノに代えてオリベラとエルマスを投入。しっかりとバランスを整えると、エンポリの反撃を終盤にかけても許さずに2-0で快勝。8連勝としている。