アル・ナスルに所属する元ブラジル代表MFタリスカ(29)に移籍の噂が浮上したが、特に交渉は行われていないという。

かつてはベンフィカやベシクタシュでプレーしたタリスカは、中国スーパーリーグで一世を風靡した広州恒大でもプレー。2021年7月にアル・ナスルへと完全移籍している。

チームを牽引するタリスカは、今シーズンのサウジ・プロ・リーグで14試合に出場し13ゴールと大暴れ中。冬に加入したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと共に得点源として活躍を見せている。

トルコ『ヒュリエット』によれば、ガラタサライがタリスカに興味。かつてライバルのベシクタシュでプレーしているアタッカーの獲得を目指していた。

タリスカはアル・ナスルと2024年6月に契約が満了を迎え、退団を希望しているとされていた中、ガラタサライと合意に達したという報道もあったが、これが覆されることとなった。

移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、そもそもガタラタサライとタリスカの間で移籍交渉は行われていないとのこと。アル・ナスルに集中し、チームに残りたい考えを持っているという真逆の主張となった。

C・ロナウドの存在も影響している可能性はあるが、サウジアラビア国内ではむしろ契約延長に動いているとのこと。真逆の報道が濃厚とされている。