北海道コンサドーレ札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ監督(65)がJ1リーグにおける最多指揮試合数記録を更新した。

2006年6月のサンフレッチェ広島行きから日本でキャリアを紡ぎ、浦和レッズを経て、2018年から札幌を率いるペトロヴィッチ監督。今季で札幌の指揮6年目となる。

そんな今季は開幕2試合で1分け1敗となり、4日に敵地で行われた第3節のアルビレックス新潟戦も2-2のドロー。先制しながらモノにできず、悔やまれるところだ。

だが、ペトロヴィッチ監督にとって、今回の新潟戦は2006年7月のJ1初采配から、通算525試合目の指揮に。これがJ1リーグレコードの指揮試合数となっている。

これまでの最多はガンバ大阪の黄金期築城が印象的な元日本代表監督の西野朗氏が持つ524試合。今やJリーグ屈指の名将に数えられるなか、大記録を打ち立てた。

ペトロヴィッチ監督の大記録をアナウンスしたJリーグは歴代トップ5も戦績付きで紹介している。

1.ペトロヴィッチ監督/北海道コンサドーレ札幌
525試合(228勝128分け169敗)

2.西野朗監督/名古屋グランパス
524試合(270勝91分け163敗)

3.長谷川健太監督/名古屋グランパス
514試合(231勝126分け157敗)

4.ネルシーニョ監督/柏レイソル
480試合(213勝93分け174敗)

5.城福浩監督/東京ヴェルディ
316試合(116勝90分け110敗)

※所属=Jリーグ最終所属