レーティング:ローマ 1-0 ユベントス《セリエA》
ローマ採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 ルイ・パトリシオ 7.0
ロカテッリ、ダニーロの強烈なミドルシュート、ディ・マリアの決定的なシュートを阻止。安定したゴールキーピングを見せた
DF
23 マンチーニ 7.5
前半序盤に足を痛めたが、問題なくプレー。持ち味の出足鋭い潰しで相手アタッカー陣に自由を与えず。得意のヘディングではなく弾丸ミドルで値千金の今季初ゴール
6 スモーリング 7.0
ヴラホビッチに自由を与えず。的確なカバーリング、身体を張ったシュートブロックで堅守を牽引
3 イバニェス 7.0
機動力と決断力を生かした前向きな守備で再三の好守を披露。攻撃時も的確な捌きと要所で局面を変える持ち出しも見せた
MF
59 ザレフスキ 5.5
相手のキーマンであるコスティッチに粘り強く対応。その影響で持ち味の攻撃参加の回数は少なかった
(→カルスドルプ 5.5)
コスティッチ、キエーザとタフな相手とマッチアップ。押し込まれたが、決定的な仕事は許さず。ただ、カウンター時のプレー選択は要改善
4 クリスタンテ 6.5
中盤のフィルター役として粘りの対応を続けた。攻撃の局面ではパス、ドリブル共に苦戦したが、決勝点をアシスト
8 マティッチ 6.5
アジリティの部分で後手を踏む場面もあったが、読みを利かせたポジショニングでピンチの芽を摘む。攻撃時も要所で局面を変える縦パスを差し込んだ
37 スピナッツォーラ 6.0
全体的にプレーエリアは低くなったが、引き続き良好なコンディションを維持し、らしい仕掛けを幾度か見せた
FW
21 ディバラ 5.5
古巣との2度目の対戦。惜しい枠内シュートを放ったが、守勢の中でなかなかボールに関与できなかった
(→エイブラハム 5.5)
守備時のセットプレーでは頼もしかったが、流れの中ではもう少し存在感を示したかった
7 ペッレグリーニ 6.0
ゼロトップでプレー。コンディションの問題もあってやや無理が効かなかったが、攻守両面で戦術眼を生かした効果的なプレーを選択した
(→ベロッティ -)
25 ワイナルドゥム 5.5
長期離脱明け2試合目の先発でビッグマッチに臨む。献身的な守備に加えて能動的なアクションを見せたが、細かいボールタッチなど長らく試合から遠ざかっていた影響も散見
(→ボーヴェ 6.0)
身体を張った守備や時計を進めるプレーで逃げ切りに貢献
監督
モウリーニョ 6.5
難敵相手に守備陣の奮闘光って会心のウノゼロ勝利。クレモネーゼ戦の失態を見事に挽回した
ユベントス採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 シュチェスニー 5.5
失点はノーチャンス。古巣相手にディバラ、スモーリングの決定機を阻むなど意地は見せた
DF
6 ダニーロ 6.0
左右のセンターバックに左サイドバックでもプレー。土壇場での同点弾はならずも、攻守両面で及第点以上の仕事を見せた
3 ブレーメル 5.5
試合を通じて安定した守備を見せたが、ビルドアップの局面ではもう少し工夫や精度がほしかった
12 アレックス・サンドロ 5.5
パフォーマンス自体は可もなく不可もないものだったが、ビルドアップ改善を意図した指揮官の交代策によって前半のみの出場に
(→ボヌッチ 6.0)
ビルドアップの局面で効果的な配球を見せた。守備でも危なげなく対応した
MF
11 クアドラード 5.5
左ポストを掠める際どい直接FKが最大の見せ場。攻撃ではなかなか決定的な仕事はできなかったが、守備で2失点目を阻止するビッグプレーもあった
(→ケアン 0.5)
投入から約40秒で競り合ったマンチーニへの報復行為で蹴りを見舞って一発退場。誰も擁護できない愚行で勝ち点の望みを消した
25 ラビオ 6.0
前半の左ポスト直撃の惜しいヘディングシュートを含め、幾つかの決定機に絡んだ。攻守両面で多くの仕事量をこなした
5 ロカテッリ 5.5
中盤のバランサーとしてプレー。ラビオやファジョーリと共に工夫を見せながらプレーしたが、中盤を掌握し切れず
(→パレデス 5.5)
古巣相手に気迫をもってプレーしたが、流れを変えるまでには至らず
22 ディ・マリア 6.0
好調を維持し、作りと崩しの局面で存在感を示したが、決定的なシュートは相手GKの好守に阻まれた
44 ファジョーリ 5.5
判断面で細かいミスはあったが、豊富な運動量とアグレッシブな姿勢でよく戦った
(→キエーザ 6.0)
左右のサイドで持ち味のスピードを生かした仕掛けで相手守備陣の脅威に
17 コスティッチ 5.5
ザレフスキ相手に優位性を示したが、最後のところで連携や精度を欠いて決定機演出には至らなかった
(→ポグバ 5.5)
復帰2戦目ということもあり、まだまだ本調子ではなかった
FW
9 ヴラホビッチ 5.0
利他的なプレーで一定の存在感を示したが、相手の不用意なバックパスに飛び込んだ決定機以外で、なかなか相手の脅威となれなかった
監督
アッレグリ 5.0
ケアンに勝ち点の望みを消される形となった。ただ、相手の堅守攻略への効果的な道筋を示せなかった
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
マンチーニ(ローマ)
天敵を撃破する値千金の決勝点を記録。狙いを持った効果的な潰しでディフェンスラインを支えた上に、ハードな対応でケアンを試合から締め出した。ここ最近カードの枚数も減ってきており、落ち着きや風格が出てきた。
ローマ 1-0 ユベントス
【ローマ】
マンチーニ(後8)