グレミオのウルグアイ代表FWルイス・スアレスがブラジルメディア『Placar』で、バルセロナ時代の戦友であるブラジル代表FWネイマールのパリ・サンジェルマン(PSG)移籍を振り返った。スペイン『マルカ』が取り上げている。

今やPSGの10番として印象づくが、ヨーロッパでのキャリアスタートはバルセロナだったネイマール。そのバルセロナ時代もリオネル・メッシ、そしてスアレスとともに“MSN”の一角として数々のタイトルも共有したが、2017年夏にPSG移籍を決断した。

このパリ行きで動いた移籍金は世界記録の2億2000万ユーロ(現レートで約317億7000万円)。バルセロナにいる限り、メッシの脇役であり続けるとの理由も絡んだPSG移籍とされるが、盟友のスアレスは当時のネイマールに残留するよう説得に動いたようだ。

「当時の僕らにとって、メッシが世界一で、ネイマールは二番手だったけど、僕がゴールデンブーツに輝けたのは彼らのおかげだ。僕はいつだって感謝している」

「3人のスターが一緒でも、個人ではなく、チームの勝利を目的に同じチームでプレーできるとより証明されたのさ。そして、それが僕らを良くし、良いチームメイトにしてくれたんだと思う」

「ネイマールはバルセロナにい続けたら、間違いなくバロンドールに輝いたことだろう」

「そういう話をするのはあまり気が進まなかったけど、僕らはネイマールのところに話をしに行った。『ネイ、すべてを勝ち獲るなら、僕らとここにいろ』ってね」

「僕らはいち友人として、彼に残るようアドバイスしたんだけどね。あれが彼の決断であり、家族の決断だったということさ」

「僕らはこうも言った。『イングランドの方が良い。シティとかね。フットボール的にそっちの方が良いだろう。でも、どうしてフランスなんだ?』ってもね」

バイエルンvsパリ、チェルシーvsドルトムントなど
『チャンピオンズリーグ』決勝トーナメントは
WOWOWで全試合独占生放送&ライブ配信!
放送予定など詳しくはこちら