ミランのステファノ・ピオリ監督がチャンピオンズリーグ(CL)での勝利を喜んだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

ミランは8日に敵地で行われたCLラウンド16・2ndレグでトッテナムと対戦した。1stレグを1-0で制し、有利な立場で試合に臨むと、前半は丁寧なビルドアップで試合をコントロール。後半はGKマイク・メニャンの好セーブもありピンチを凌ぐと、77分に相手DFクリスティアン・ロメロが退場したことで主導権を握り、そのままゴールレスドローに終わった。

2戦合計スコア1-0となり、11シーズンぶりのCLベスト8進出を決めたピオリ監督は『Amazon Prime Italia』でチームを称賛。ファンが望むCL優勝についても、できる限り挑んでいきたいと意気込んだ。

「我々はこの試合でしっかりプレーできた。正直なところ、前半はもっとポゼッションできたはずだがね。それでも、我々は流れを決して手放さなかった。2つの試合で見せた我々のプレーを考えれば、十分に突破に値しただろう」

「我々は一歩一歩進んでいく必要がある。まずはグループステージを突破し、昨シーズンを上回る成績を収めることが重要だった。あとは抽選の結果を待ち、どうなるか見てみよう」

「トッテナムはビッグチームであり、それを倒した我々には発言権があるだろう。CL制覇の夢を見るのは良いことだ。とはいえ、今はセリエAに集中しなければならない」

「CLでプレーすることは素晴らしいことだ。ミランにとって利益があり、重要なことでもある。だから、来季もこの大会に出るため、簡単ではないが優勝をするか、セリエAでトップ4に入るかのどちらかを果たす必要がある」

「私はスポーツに不可能はないと思いたい。ヨーロッパでのすべての経験、特にネガティブな経験は、我々をレベルアップさせるのに役立つと確信している。今は自信と信念を持ち、準々決勝に臨まなければならない」

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