セリエA第26節、ナポリvsアタランタが11日に行われ、2-0でナポリが快勝した。

前節ラツィオ戦をウノゼロで敗れて連勝が8で止まった首位ナポリ(勝ち点65)は、4日後にチャンピオンズリーグ(CL)のフランクフルト戦を控える中、守護神のメレトを除いてベストメンバーで臨んだ。

一方、前節ウディネーゼ相手にゴールレスドローに終わり、3試合勝利のない6位アタランタ(勝ち点42)は、ホイルンドとサパタの2トップで臨んだ。

立ち上がりからボールを握ったナポリは6分、ポリターノがGK強襲のシュートを浴びせる。その後もナポリが圧力をかけると28分、ボックス左で仕掛けたクワラツヘリアがポスト直撃のシュートを放った。

前半半ば以降も展開は変わらずナポリが攻め込んでいく。すると41分、ルーズボールをボックス中央で拾ったポリターノがオンターゲットのシュート。だが、GKムッソにセーブされ、ゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半、開始3分にオシムヘンがバイシクルシュートでゴールに迫ったナポリは、59分にはショートコーナーの流れから再びオシムヘンに好機も、ヘディングシュートはわずかに枠を外れた。

それでも60分、クワラツヘリアがゴールをこじ開ける。オシムヘンのパスを受けたクワラツヘリアがボックス左に侵入。ボディフェイクでDF3人を外し、シュートを蹴り込んだ。

さらに77分、エルマスの右CKからラフマニのヘディングシュートが決まったナポリがアタランタに快勝。

勝利を取り戻し、スクデット獲得へまた一歩前進するとともに、CLフランクフルト戦へ弾みを付けている。