イニゴ・マルティネスがバルセロナ行きを希望も...バルサはFFPとサラリーキャップ問題の解決が必須
スペイン屈指の実力派センターバックとして知られるイニゴ・マルティネス。今季は昨年10月に負傷した影響でカタール・ワールドカップ(W杯)出場を逃し、ラ・リーガの出場も12試合にとどまっている。
一方、今季限りとなっているアスレティックとの契約を延長するつもりはないとされ、今夏バルセロナかアトレティコ・マドリーへフリー移籍するのが濃厚といわれている状況だ。
スペイン『Relevo』によると、アスレティックは今季の終盤戦に差し掛かろうとしている現在でもイニゴ・マルティネスとの契約延長を諦めていないとのこと。ただ、選手の意志は固く、バルセロナ行きを最優先しているという。
ただ、慢性的な財政問題を抱えるバルセロナは、今夏の移籍市場に向けてファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)とサラリーキャップ問題への対処を課題にしているとのこと。補強が必要でありながらも、その前に人員整理が必要だとジョアン・ラポルタ会長が語っている。
「バルサは間違いなくウインガーとサインしなければならない。チャンスがあれば、センターバックとサイドバック…そしてストライカーももちろんだ」
「しかし、そうなると誰かが出ていく必要があるだろう」
現時点でもサラリーキャップに抵触しており、一時的にスペイン代表MFガビとウルグアイ代表DFロナルド・アラウホを登録できている状況のバルセロナ。イニゴ・マルティネスへの正式オファーの前にやるべきことはたくさんありそうだ。
マンチェスターCvsライプツィヒ、
ナポリvsフランクフルトなど
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